賃貸物件を借りる際、内見をせず決めてしまい、あとから後悔する方がいます。
失敗しないためにも賃貸物件選びには、内見が大切です。
そこで今回は、内見する際の持ち物や目安となる時間、チェックするポイントをご紹介します。
ぜひ、賃貸物件探しをされている方や内見の際なかなか選べない方は記事を読んで参考にしてみてください。
賃貸物件の内見時の持ち物とは?
賃貸物件を探す場合、まず置きたい家具やインテリアをイメージすることが重要です。
また、置きたいベッドやソファーなどの家具の寸法が分かっていれば役に立ちます。
内見時の持ち物は6個あります。
●メジャー
●メモ帳、筆記用具
●カメラ
●コンパス
●水平器
●スリッパ
これらの中でもメジャー以外はスマートフォンをお持ちの方であれば機能が搭載されています。
そのため、メモなどもスマートフォンで構わない方はメジャーだけ用意すると良いでしょう。
メジャーで計測することで家具が入るのか、理想のインテリアになるのかをチェックできます。
また、カーテンのサイズを確認する際にも役に立ちます。
内見にかかる時間はどれくらい?
基本的には、移動時間を除いて1件あたり30分から1時間ほどが目安となります。
土日は内見する方が多いので、可能な方は平日に内見するとゆっくり見られるでしょう。
また、失敗しない賃貸物件選びは、宅配ボックスや駐輪場、駐車場などの共用部分の環境も確認しておくことがポイントとなります。
賃貸物件の内見時に確認すべきポイントとは?
内見時に把握しておきたいポイントは主に4つあります。
●収納スペースが十分であるか。
●水回りは清潔か。
●生活音漏れはあるか。
●周辺環境は自分に適しているか。
収納スペースは、十分になければ部屋に服やものが散乱する可能性が考えられます。
そのため、自分の荷物を把握したうえで収納が足りるか判断しましょう。
水回りが清潔かどうか、大きな損傷などがないか確認しましょう。
多くの賃貸物件ではクリーニングや修繕をしていますが、大きな汚れがあってもそのままの物件も存在します。
また、設備が古くないか、過去に故障したことがあるかも確認すると良いでしょう。
生活音漏れがあるかは、重要なポイントです。
一般的に賃貸アパートや賃貸マンションは壁が薄く作られていることも多く、隣人の声が聞こえたり、自分の生活音が漏れたりするケースが多くあります。
壁を軽くたたく、耳を当てて隣人の声が聞こえないかなど確認しましょう。
周辺環境が自分に適しているかは、利用する施設などによって異なります。
ファミリー世帯は、公園や小学校、保育園までの距離が近いかなどをチェックする方が多くいます。
共働き世帯や単身者は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットが近いか、営業時間はライフスタイルに合っているかをチェックすると良いでしょう。