二人暮らしを始めるためのお部屋探しにあたって、お部屋の間取りは重要なポイントです。
1DK・1LDK・2DK・2LDKなどがありますが、どれが適しているのかは二人の生活スタイルや重視する点によって異なります。
そこで、二人暮らし向けの賃貸物件の間取りについて解説します。
同室の間取りでの二人暮らしのメリットと注意点
まず始めに、同室の間取りについて解説します。
1DK
1DKは一人暮らし向けのため家賃が安く、学生や新社会人など、コストを抑えたいカップルにオススメです。
ただし、リビングスペースがとれないうえにお部屋が狭いため生活しにくく、ストレスが溜まりやすいので注意が必要です。
さらに、先述したように一人暮らし向けのため、二人暮らしをするには「二人入居可」のお部屋でなければならず、物件数も限られます。
1LDK
1LDKは生活スペースと寝室を分けて使うことができ、友人などを招く時も便利です。
二人で過ごしやすいため、生活スタイルが比較的似ており、できるだけ一緒にいて親密度を上げたいカップルにオススメです。
その反面、それぞれの専用スペースがなく、一人の時間が取りにくくなります。
また、人気の間取りであり築年数が浅い物件が多いことから、家賃は高めになる可能性があります。
別室の間取りでの二人暮らしのメリットと注意点
続いて、別室の間取りについて解説します。
2DK
2DKは居室が2つあるため、一人の時間も大切にしたいカップルにオススメです。
また、1980年代に流行した間取りのため築年数が古いものが多く、家賃も安いのが特徴です。
ただし、築年数が古いため和室のお部屋が多く、オシャレな物件や最新設備の整った物件は見つかりづらいでしょう。
2LDK
2LDKはライフスタイルの変化に合わせてレイアウトを変えやすく、長く住むことがしやすいです。
新婚カップルや結婚を前提としているカップルにオススメです。
また、ファミリー向け物件のため設備が充実していますが、家賃は高めです。
さらに、仕事が忙しいなどで家にいる時間が短い場合は、お部屋を持て余す可能性もあるため慎重に判断したほうがよいでしょう。
子どもがいることを想定した二人暮らしに最適な間取り
ここからは、子どもができることを想定した間取りについて解説します。
この場合、2LDKや3LDKがオススメです。
特に、3LDKは子どもが二人になった際に子ども部屋を増やすことができます。
3LDKでは、二人暮らしの間は2LDKをイメージして使い、1部屋を余裕をもって確保しておくのがよいでしょう。