メゾネットタイプの部屋は1階と2階を利用できるので、使いやすそうなイメージがありますが、一人暮らしの場合にはどうなのでしょうか。
今回の記事では、メゾネットタイプの賃貸物件の特徴についてメリットを含めて解説していますので、一人暮らしの用のお部屋を探している人は参考になさってください。
メゾネット形式の賃貸物件の特徴とは
メゾネットとは、マンションまたはアパートでありながら家の内部に階段が備わっており、部屋が2階、3階と複数階に別れている間取りの物件を示します。
集合住宅でありつつも、戸建てのような居住空間を持てることから人気があり、部屋の一部に中二階があるロフトとは仕様が異なります。
建築基準法では、2階、3階部分も「居室」として利用できるものを指し、吹き向けをイメージした開放感のあるデザインが人気です。
一人暮らしに最適なメゾネット形式の賃貸物件の間取りは1LDK
以前はファミリー世帯を中心にした物件が主流でしたが、現在では1LDKタイプで1階と2階に分かれている間取りのものが増加傾向にあり、一人暮らしの方たちの間で注目されています。
1LDKですと一人暮らしの方に手頃な間取りですし、掃除もおこないやすく、いつも衛生的な状態を保ちやすいでしょう。
1LDKの間取り物件の多くが、1階部分にキッチン、浴室、リビングが配置されており、2階が寝室となっています。
1階を生活の拠点として使い、2階をプライベートスペースとして利用できるため、オンとオフのメリハリを付けやすく、友達を自宅に招いたときにプライバシーをしっかり守れることが魅力です。
実際にメゾネットタイプの賃貸物件に入居された単身世帯の方からは、「広々と部屋を使えるうえ、使い分けができて便利」や、「友達を気軽に呼ぶことができるようになった」と好評です。
メゾネット形式の賃貸物件のメリットとは
採光を確保できる
バルコニーやベランダ付きの物件ですと通気性に優れており、フラット住宅よりも採光を得やすい点がメリットです。
また、バルコニーなどが付いていない物件であっても、吹き抜けの間取りですと上層階から柔らかい日差しが下の階に差し込み、明るく開放感がある中で暮らせます。
プライベートルームを独立できる
1階を生活のスペースに、2階は寝室兼書斎にと別々のブースとして使えることもメリットの1つです。
プライベートなスペースを確率できるため、人を招きやすくなるでしょう。
上の階の人の生活音を気にせずに済む
上層階に部屋がないため、他人の生活音を気にしなくて済みますし、自分自身が出す音が階下の住民に響かないかと心配せずに済むことも利点です。
一方で、フラットの住まいに比べて冷暖房効率が悪かったり、階段部分の掃除に手間がかかるといったデメリットがあります。