マンションの最上階というだけで、優雅なイメージがあり憧れますよね。
最上階を検討する際に、実際の住み心地が知りたいと思う方も多いでしょう。
そこで今回は、賃貸物件への入居、または転居を検討している方に向けて、賃貸物件の最上階の家賃や見晴らしなど、実際の住み心地について解説します。
賃貸物件の最上階は低・中層階よりも家賃が高い?
賃貸物件は、フロアの階数や部屋の広さ・内装・設備のグレードによって家賃が違います。
高層階は低・中階層よりも比較的家賃が高めです。
最上階については、部屋が広いことが多いですし、内装や設備もグレードが高いものを採用しているので、物件のなかでも一番家賃が高いケースが多いようです。
また最上階は人気があるので、家賃が高めでも入居者が集まります。
賃貸物件の家賃は、需要の高さも影響しますから、最上階は低・中階層よりも家賃が下がりにくいでしょう。
賃貸物件の最上階は見晴らしが良いことが魅力!
最上階の魅力は、なんと言っても見晴らしが良く開放的なこと。
背の高い建物が隣接していなければ、遠くの景色まで眺めることができます。
たとえば花火大会の日に開口部の方角によっては部屋からゆっくり花火を楽しめますし、夜空の星を間近に感じられるでしょう。
また最上階は、外からの視線を気にしなくてもよいので、晴れた日にはカーテンを開けて心地よい風を感じることもできますよ。
上の階から足音が響いたり、道路からの騒音に悩まされたりといったストレスを感じることもありません。
物件で一番見晴らしが良い部屋で、開放的な暮らしができるのは、最上階ならではの魅力ですね。
賃貸物件の最上階に住むデメリットは?
賃貸物件の最上階はとても魅力的ですが、いくつかデメリットもあります。
実際にどのようなデメリットがあるのかを知った上で検討してくださいね。
●家賃が高い
●エレベーターを待つ時間が長い
●夏場は暑い
●災害時の避難に不安を感じる
最上階はどうしても家賃が高めなので、予算と照らし合わせて検討する必要があります。
エレベーターを長い時間待たなければならないので、買い忘れをしたり、車のなかに忘れ物をしたりといった場合には、部屋から出るのがおっくうに感じるかもしれません。
停電でエレベーターが動かない場合は、階段を使わなければならないことも頭に入れておきましょう。
さらに最上階は日当たりが良いことがメリットですが、その分夏場は室内の温度が上がりやすいので、暑さ対策も必要です。